NEW YORK America Internship
人種のるつぼ!ニューヨークで日本の文化を広めてみませんか?
本日の体験談は日々、様々な文化イベント・クラスをニューヨーカー向けに、日本文化振興施設として運営している日系企業にて短期インターンシップ型企業研修に参加されたY.Iさんの体験談をお届け致します。
Y.Iさんは短期インターンシップ研修終了後、J1ビザを取得し、現在はニューヨークにて有給での長期インターンシップにご参加いただいております。ニューヨークへの道を開いたきっかけともいえる今回の体験談!きっと皆さんの心に響くものがあると思います。是非、読んでみてください。
インターンシップ型企業研修に参加したきっかけと目的
- 将来何をしたいのか分からなかった
- 転職のタイミングで時間があった
- もう一度海外に住みたかった
転職を検討していましたが、どの様な業界でどの様な仕事がしたいのか自分の中で答えが出ず、リフレッシュを兼ねて海外に出て色々と見てみようと思ったのがきっかけです。
研修中に心がけたこと
- 行動パターンを変える(会う人・行く場所など)
- とりあえずYES!フットワークは軽く
社会人になると長期で海外に行く機会は貴重なので、日本と同じことをしていてはいけないと思い、普段自分が仲良くしないタイプの人などとも積極的にコミュニケーションを取るようにしました。また仕事でもプライベートでも声をかけてもらったことには、とりあえず参加するようにしていました。
現地に行くと、楽しくてついつい本来の目的を見失いがちですが貴重な時間を最大限に活用できるように、とりあえずたくさんの経験をすることができたので、貴重な3カ月間となりました。
研修中に行ったイベント・営業
【三つの趣旨】
①日本の文化をアメリカの人々に伝え、交流を図る
②アメリカで日本の商品の販売経路拡大を目指す
③日本のアーティストの活動の場の提供:海外にどのような影響を与えるか
【実際に行ったイベント】
①【おりがみ×おにぎり=おりにぎり】をコンセプトにしたイベント。
【目的】日本の文化をアメリカの人々に伝え、交流を図る
オリニギリのイベントを通して日本のカワイイ文化を知ってもらう。
【当日の内容】ハローキティー・トトロ・ピカチュウのキャラクターのデコレーションのおにぎりをオリガミで各自作ってもらい、最後にお互いシェアをして見た目も楽しんでもらう。
【感想】
基本は数人のチームでイベントの企画から実施まで行うため、チームワーク力や企画力が問われます。通常集客に一番苦労する人が多いのですが、イベントの準備と当日を含め一番大変だったのは一から考えるイベントのコンセプト設定でした。私たちのイベントはオリニギリイベントを通して日本の可愛い文化を伝えるというコンセプトでした。コンセプトを決めたものの日本人なら感覚で分かるカワイイの定義が国が変わる事で捉えられ方も異なるため、自分たちの思うカワイイの定義を伝えることがとても大変でした。イベント当日は参加者も想定の人数を集めることができ、喜んでもらえたので大成功でした!
②猫カフェイベントを通して、MADE IN JAPANの猫グッズの販売促進
【目的】アメリカで日本の商品の販売経路拡大を目指す
【アクション】
- NYのローカル店への営業(販売店)
- 猫カフェイベント(ユーザー)
- チェーン店やオンラインショップへのメールでのコンタクト
【感想】
アメリカに市場を拡大したいと考えておられる企業様の商品を現地でPRしマーケティングリサーチを行うことを目的に、ニューヨークにあるローカルの雑貨屋さんやペットショップへ飛び込み営業をしました。最初は勇気が出ずにドキドキでしたが、日本と違い店員さんはフレンドリーなので数回場数を踏めば、後は慣れて営業をすることができました。
ネットでのやり取りとは違い、直接お店の方とお話ができたので、MADE IN JAPANに対する反応や同じ商品でも日本とアメリカでの受け取り方の違いを直接感じることができ、とてもいい経験となりました。たまたま入ったお店の店員さんが日本好きということで意気投合してしまい、NYに滞在の間にプライベートで遊んだりと、思いがけない出会いもありました。またお世話になったクライアントの担当者には帰国後に直接お会いすることもでき、インターンを通してまた新たな出会いがありとてもいい経験になりました。
③ Japanese Pop-Up Shop
【目的】日本のアーティストの活動の場の提供
出品アイテム:工芸・アクセサリー・着物・アパレル
【感想】
私が日本にいる時からハンドメイドのアクセサリーが好きだったのがきっかけで、このイベントを企画することになりました。日本の作家さんは競合も多く安値で販売しており、ビジネスというより趣味で活動している方が多いことに疑問を感じていました。そこで日本の繊細な作品に付加価値を付けて販売できないかと思い、NYで活躍されているアーティストの方々にお声がけをしてPOP-UP SHOPを開催しました。
NYでインターンと聞くと、英語を使って現地の人とのやり取りが多いという印象ですが、POP UP SHOPのイベントではNYで活躍されている日本人のアーティストの方とやり取りをすることが多くありました。日本で会う方とは考え方や生き方が違う人が多く、現地で活躍される日本人の方とお話ができるのも、インターンの大切な要素だと感じました。
初回のイベントだったこともあり、集客がとても大変でしたが、今後定期的に開催するイベントになりそうなので嬉しいです。
インターンシップ型企業研修を終えて
この企業のインターンは定例のミーティング以外は決まったスケジュールがないため、自分でスケジュール管理が必要です。決められていないからこそ自己管理が大変ですが、それも含めていい経験でした。
自分でスケジュールを決められるので、オフィスでの仕事ばかりではなくニューヨークでしか経験できない体験も色々と融通をきかせて経験できます。空いた時間を活用して語学学校に通う方やプログラミングの学校に通う人、またスポーツチームに参加する方などそれぞれニューヨークを満喫されている方が多かったです。
【人の繋がりは大切】
3カ月間と短期間でしたが、社会人になってからこんなに新しい人に出会うことはないのではないかと思うほど、たくさんの出会いがありました。
日本で会社勤めをしていたら、会うことはない全然違う業界の方や個人で活動されている起業家さんやアーティストさんなど、とても刺激を受ける経験ができました。
仕事を辞めて海外に出ることは、後ろめたさもありましたがインターンが終わって思うことは、この3か月は無駄な時間ではなく自分にとってプラスになる時間だったと感じています。
そして、もっとNYに滞在したくなったので現地にいる間にJ1ビザでの長期インターン先の面接も受け、次は18カ月NYでインターンをすることになりました。短期とは違いまた色々な経験ができると思うと今から楽しみです。
ニューヨークSKYUSスタッフより
素敵な体験談でしたね!Y.I さんの素晴らしさは、何といってもこの人柄だと思います。いつも笑顔を忘れない、親切な対応、私より年下ですが、まるでお姉さんのような包み込む優しさがあります。そんな人柄がニューヨークの人々に受け入れられ、企業の中でも多くの人達に信頼され、充実したインターン生活が送れたのだろうと思います。 Y.I さんの今後のニューヨークでのご活躍を心より応援しております。ありがとうございました!
外国人に日本の文化を伝えたい!何かを一緒に創り上げたい!という方、是非、インターンに参加してみませんか?ニューヨークならではのダイバーシティーな仲間と触れ合えるイベントに、あなたも参加できるチャンスあり!こちらの企業は、自分から接客的に動ける方、自己管理がしっかりできる方が向いていると思います。企画・提案が得意な方、人とのコミュニケーションが上手にとれる方!是非、SKYUSにお問い合わせ下さい!
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