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【学生向け】OPTやインターンシップのためのレジュメの書き方と注意点

2020年11月30日

以前、コチラの記事(アメリカと日本の履歴書を比べてみた!)で、アメリカと日本の履歴書に関する違いに関して、ご紹介しましたが、今回は、もう少し掘り下げて、アメリカでの履歴書の書き方と注意点を詳しくお話ししたいと思います。

アメリカの履歴書は自由?

アメリカの履歴書は、日本のように決まったフォーマットがないため、自分でフォーマットを作らなければいけません。ただ、自分で作るといっても、インターネットで「Resume, sample, format, ●●●(自分の希望する職種)」等と検索すれば、多様多種なフォーマットが容易に見つかります。
その中から、自分の好きなフォーマットや希望する職種に合ったものを選ぶことをお勧めします。

また大学生の皆さまなら馴染みがあるであろう、WordにもResumeのテンプレートがたくさんありますので、ぜひ参考にしてみてください。

自分の好きなフォーマットが決まったら、次は項目を埋めていくだけ!テンプレートに項目があるので、それ通りに自分の情報を入力していきます。

次に、一般的に使われている主な項目を書き出しますので、参考にされてください。

基本的なレジュメの書き方

◎ Name, Address, Email Address, Phone Number (自分の名前、現住所、メールアドレス、携帯番号)
メールアドレスはなるべく自分の名前のみ(それ以外でも使っていいのは数字)のアドレスがよりプロフェッショナルに見られる傾向があります。ない場合は、新しいメールアドレスを作りましょう。

◎ Objective (応募職種、目的)
自分がどの職種を希望しているのか、そしてその職種に就いた場合の目的を簡潔に書きます。

◎Skills & Abilities (スキルや資格)
自分のスキルの中で、応募する職種に役立つものを書き出しましょう。明るく人付き合いがいいのもスキルの一つですので、考えすぎずに、まずは自分の強みを書き出してみるといいでしょう。

◎Work Experience (職歴)
会社名、ポジション、在籍期間を目立つように書き、そこで自分の業務内容を無駄なく簡潔に書き出しましょう。

◎Education(学歴)
大学名、所在地、学位、卒業年度だけで充分です。もしアピールしたい項目があれば、下に付け足すといいでしょう(成績が上位何位だった、クラブで代表を務めた、など)

日本人がやりがちなエラー!アメリカで履歴書を書くときの注意点!

◎ その1:日にちのフォーマットを統一すること!
例えば、2020年1月の場合は、01/2020と記入します。過去に、卒業した時期や、就労時期などは、年月までで充分です。

◎ その2:重要なスキルは先に書く!
重要なのは、いかに自分が希望する職種に関係があるスキルかどうか、です。
人事の人が探している理想の人物像を想像して、その中から自分に当てはまるスキルを優先に書き出していきましょう。

◎ その3:職歴や学歴は新しい順に書く!
日本の履歴書では、入学・卒業した時期を順に埋めていきますが、アメリカでは新しい順に書きます。現在、大学生でしたら、中学校や高校まで遡る必要はありません。自分が通っている大学と卒業(または卒業予定)の時期を記入すれば充分です。

◎ その4:主語は省く
主語は必要ありません、文章は動詞から始めるようにしましょう。その方がプロフェッショナルに見えるんです!(I Acquired the basic skills~ではなく、Acquired basic skills~)。

◎ その5:スキルや就労経験は、希望する職種に関係するものだけを簡潔に!
何度も言いますが、無関係のものは、人事採用者にとって、無駄な文章とみなされ、彼らには好まれません。たくさんアピールしたい気持ちも分かりますが、最も重要なのは、最大の強みをシンプルに書き出すことです。

レジュメを書き終えたら、、、

項目を埋め終えたら、全体のフォーマットを整えましょう!フォントや文字の大きさは統一されているか、一目見て分かりやすくシンプルか、無駄な文章は無いか、英語は間違っていないか、など最後まで確認しましょう。

自分で確認し終えたら、英語がネイティブの人に一度見てもらうと尚いいでしょう。

レジュメは一度書き終えたら、終わりではありません。一年に一度は、過去のレジュメを見直して、少しずつ更新していくことをおすすめします。
アメリカでは、キャリアアップのために、レジュメを書き直すことは必須とされています。”Build up your resume”というフレーズがありますが、様々な経験や知識が今後のレジュメをより魅力的なものにするからです。

今回は、OPTやインターンシップのためのレジュメの書き方と注意点をご紹介しました。ぜひ、アメリカでインターンシップ、OPT先を探されている方の参考に少しでもなれば幸いです。
レジュメ作り、ぜひ頑張って下さい!


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