皆さんこんにちは!
8月になりますが、ポッドキャスト番組「1%の情熱ものがたり」にゲストスピーカーとして参加させていただき、コロナ禍のアメリカにおける、留学やインターンの現状と今後の見通しについてお話いたしました。
SKYUSでサポートしているアメリカでのインターンシップについて、これから渡航を考える方向け、既にアメリカ留学中の方でインターンシップを経験したい方向けの情報をお伝えしています。
お伝えしたトピックス:
- コロナ禍におけるアメリカ留学やインターンシップの現状
- アメリカ留学中の学生向けインターンシップ・OPT情報
- 日本から渡米を考えている方向けのビザ情報
Podcast番組はこちらより聞くことができます!
JINS Eyewear US, IncのPresident/COOである新井仁さんの情熱的なインタビューの後にお話しさせていただいております。
https://podcast.zerohachirock.com/vol-123/
コロナ禍における、学生ビザやインターンシップのビザについて
学生さんのFビザやインターンのJビザについて、今のアメリカの状況をお伺いしてもいいですか?
私は今ニューヨークにいるのですが、まずはF1ビザで朗報なのが、大阪と福岡の領事館が7月16日からF1とL1ビザの受付が再開したということです。
今回は大阪と福岡でビザの手続きができるという朗報があります。
コロナの状況でなかなかいらっしゃれない方がたくさんいるという状況ですけれども、ビザが取れそうということなので申請自体は可能ということですね。
ただ学校の状況としては、ハーフオンラインでハーフインクラスみたいな、「ハイブリッド」と呼んでるのですが、ハイブリッド式で参加される方が今ほとんどだと思います。
逆に良いところは、日本にいながら学習ができ単位も取れるって事ですよね。
パンデミックの状況によりますけれども、可能な時期になったらアメリカに来て頂くという形で学校の方とはやりとりしていますね。
なるほど。本当に状況がころころ変わりますからね。
日本の大学生の方も交換留学が無くなっちゃったとか卒業する方で就職先が不安とか今はそういう方の問い合わせが多いですね。なのでアメリカに留学しようかなと考えている方が増えている感じがします。
ちなみにJ-1とかインターン関連の状況はどうなんですか?
J-1ビザ関連は先日の大統領令で出た通りなんですけれど、今年いっぱいは発給が難しいということになってしまっています。我々の見解としては、来年も引き続きビザが発給されないということはないと思っているんですけど、その辺は状況を見ながらということになると思います。
学生ビザはOKになったけどインターン用のJビザは今、今年はちょっと難しそうなんですか。
そうですね、J-1やH1Bとかですね。他のLビザとか就労に関するビザに関しては規制が入っています。
我々のほうでは手続きは始めてるんです。手続き自体は2~3か月かかるので、来年に向けて準備しているところですね。
じゃあ来年から入れるようになる可能性を見込んで今から準備しておくのもありってことですね。
そうですよね一気に申請する人が押し寄せる可能性がありますもんね。
確かにそういう意味では、ヒロさんのような専門としてやっている方にお話を聞きながら準備をしておく期間って感じですね。
アメリカ留学中の学生向けインターンシップ・OPT情報
その一方でアメリカに在住の学生の方もたくさんいらっしゃると思うんですけれど、そういう方でインターンを始めたい、でもどういう風にやったらいいのか?という場合はどうすればいいでしょうか。
1つは現地の方だとOPTですね。
今年も5月に卒業してすぐインターンを始めたいという方からも結構多くのお問い合わせを頂いていました。
逆に言うとアメリカにいらっしゃる学生さんというのはご紹介がしやすいですよね。渡航してくる訳ではないので時差もそんなにないですし。
インターンでもハーフオフィス、ハーフリモートという形でやるような研修も可能でして、その後、実際に現地で始めるというそんなスタイルもあります。
企業によりますが、今実際に勤務先に行かれている方も多いんです。
なるほど、企業によりけりですね!
結構OPTの学生さんだと、自分で探してもどうしても見つけにくいとか、情報が足りないという方が多いと思うんですよね。そういった方も相談に乗っていただけるということですか?
そうですね。特にこの時期、皆さんインターンシップ先が見つからないみたいで。ご自身でインターネットでリサーチしたり、直接会社にメールを送ったりとか履歴書を送ったりとか、地元の掲示板を見てとかあるみたいですけど、やはり今は返事が来なくて困っているようですね。
OPTの場合は3ヶ月以内に決めないと帰国しなきゃいけないような規制があるので、そういった問い合わせも来ていますね。
インターンで人気の業種ってありますか?
ニューヨークを例にすると、コンサルティングといいますか、日本の商品を海外で展開してるような会社ってすごく人気がありますね。通常の米系の企業でも日本の商品を扱っているとなると、やっぱり日本人のインターン生の需要があり、欲しがっている会社が多いので。
逆に言うと英語の壁はあっても日本の商品を日本人が説明すると言うところにニーズがあるみたいですね。
そこに自分の強みを発揮しやすいってことですね。
あとはインターン生にとっても、何かに参加できるんですよね。ただオフィスで仕事というよりも、外に出て展示会に参加したりだとか、色々イベントに参加できるところに魅力を感じるインターン生は多いですね。
学生さんによってはすごく積極的で、その1回の期間に契約を取ってきたりだとか。企業からもありがとうって言われることもよくあります。
そうなんですね。受け入れる企業側からしてもいいことありそうですね。若い子の話をそもそも聞きたいですしね、ぼくも(笑)
特にOPTは色んな州から集まるので。例えばワシントン州から来ているとか、コネチカット州から来ているとか。企業側として、その現地の情報がすごく役に立つみたいです。
なるほど、確かに企業的にもメリットがあるし、どっちにもウィンウィンの関係なんですね。今、日本にいらっしゃる方へはどうでしょう。
日本から渡米を考えている方向けのビザ情報
アメリカでも移動制限や2週間の自宅待機という制限がまた出てきていますが、企業側としてはだいたい目安としては9月くらいから受け入れたいという企業が非常に多いですね。
今始めているのはハイブリッドという形で、ハーフリモート、ハーフオフィスという形で7月から開始しているんですけど、それ以外でリモートでは難しいという会社は、9〜10月から受け付けますよという企業が多いですね。
現状についてや、インターンを開始する目安なんかも載せていますので、まずは何でも構いませんので、ご相談いただければと思います!
今回はSKYUSのヒロさんにご参加頂いてリアルアメリカ情報をお届けしました。
ありがとうございました!
※注:学生ビザについて
2020年3月9日までに米国の学校に入学していた学生は、全授業がオンラインであっても米国に滞在できますが、3月9日より後に新たに留学予定の学生は、留学先の学校が全授業をオンラインで行う場合に入国を認めないと定められました。
※注:J-1ビザについて
2020年8月12日の国務省の発表では、J-1ビザ含め一時入国制限がかかっているビザでも、米国へ入国することが「米国の国益の促進」とみなされた外国人は入国制限の対象外とみなされ、ビザの取得と入国が可能です。
番組でお話しした内容は収録当時の情報となります。ビザについては常に状況が変わりますので、最新情報は該当する政府機関のウェブサイト等を参考にしてください。
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