インターンシップ体験談

【インターン体験談】パティシエインターンシップ:田治 幸子さん

2009年7月10日

インターンシップ体験談

インターンシップ生■インターン生氏名:田治 幸子さん
■インターンシップ都市:ニューヨーク
■インターン企業:米系ペストリー会社

1、自己紹介をお願い致します。

日本では飲食業界での経験が長かったのですが、本場ニューヨークの料理学校を学びたく渡米しました。先生の紹介で知ったペーストリー(ケーキや菓子)に心を魅了され、学校のプログラムでインターンを体験しました。その後もしばらくインターンを続けましたが、学びたいことがどんどん膨らんできて、調べた結果、GCSのインターンプログラムおよびJ1ビザのことを知り、再び渡米。現在、ウエディングケーキやカップケーキなどの作成を学んでいます。趣味は写真とニューヨーク探検、特技はNYツアーガイド。

2、アメリカ(NY)でJ1ビザにてインターン参加希望されたきっかけは何ですか?

こちらの料理学校を経て、もう少しアメリカの飲食業界を学びたいと思ったからです。また、いろいろな国の人々が住みあうNYで、さまざまな文化を知ること。今後の方向を築いていくために、新しい知識を得たくインターンを希望しました。

3、弊社のサービスをどのようにしてお知りになられましたか?

知人を介して知りました。

4、インターンに参加されている会社はどういった会社でしょうか?

以前に入学した料理学校の企業研修プログラムがあり、そのときにインターンしたペストリー会社で研修しています。アメリカならではのカスタムケーキ、オーダーメイドペーストリーの会社です。

5、現在の業務を教えてください。

ウエディングケーキやパーティ用のスィーツを作成から仕上げ、パッキングまで行っています。またデリバリーも体験しています。

6、一日のスケジュールを教えてください。

朝は9時頃から翌日のオーダーを準備します。ベースの生地を作ったり、カップケーキを焼いたり。そして仕上げのデコレーションなど。段取りによって週末はウエディングケーキの仕上げ作業を行います。だいたい夕方の5時、6時には終了します。

7、インターンシップを開始して大変だった事を教えてください。

言葉の壁が大きいです。話すのが早いので、つねに確認と、緊張感の毎日です。アメリカの方達の生活環境の違いもありますが、几帳面すぎる性格やこだわる部分は日本人独特の文化なのではと思うことがよくあります。そして、会話では、よく「YES」と言ってしまうのですが、内心は「NO」だったり。日本人独特だなと思います。この部分をハッキリ明確にしたほうがいいですね。
また、料理の分野ですので、計量の違いに戸惑いました。グラムやキログラムではなく、オンスやパウンドなど、感覚をならすのに時間がかかりました。

8、インターンシップに参加して良かったと思う事を教えてください。

業種がどうであれ、海外に出て社会を学ぶことは大変素晴らしいことだと思います。日本の環境と違ったり、実は共通点があったりと、もちろん他国の方と接するわけですから、生活環境の違いには多くの発見があると思います。視野が広がり、何事にも挑戦したい意気込みが活気ついてきました。

9、お休みの日はどのように過ごされていますか?

毎日が探検です。美味しいものを食べたり、映画をみたり。交通の便がいいので、いろいろな景色や環境にふれています。

10、米国に滞在中にインターン以外でやってみたいこと、チャレンジしてみたいことはありますか?

職の知識や経験をいかして、料理教室の感覚で、子供達にケーキデコレーションを教えたいです。作る楽しさ、人と人との交流、新しい輪が生まれるようなイベントを開いてみたいです。

11、インターンシップ終了後の予定はありますか?

まだまだ、学びたいことが山ほどありますが、終了後はもう少し学ぶべきことを学んで、ビジネスをスタートできればと思っています。

12、最後に、インターン参加をご検討されていらっしゃる方、これからインターン参加予定の方に一言。

アメリカインターンシップ場所が変わっても、自分は自分だと思います。海外に来れたからといって自分は変わるかどうかはわかりませんが、海外だからこそ「素」の自分に会えるのではないでしょうか。ニューヨークの人は(海外の人は)いかに生活を楽しく過ごすかを、よく知っているように思います。例えばギフトカードの専門店がところどころにあるように、伝えることがあたりまえの国です。そして思いやりのあるコミュニケーション。そういった中での社会体験で、かけがえのない時間を過ごせると思います。たくさんのことを吸収して、それを活かし伝えることは自分にも家族にも友人にも大きな影響を与える…のではないでしょうか。私はインターン希望の方たちを応援しています。元気な人が増えてほしいですね。ちなみに私は年齢が30代後半ですが、挑戦に年齢は関係ないと思います!